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腹診 - お腹の状態でわかること

腹診 – お腹の状態でわかること

横山奨 著者:横山(YI’N YANG総院長)

鍼灸治療で身体の状態を診るひとつの方法として、腹診があります。腹診は簡単に言うとお腹の触診です。お腹を触診することで様々な心身の状態がわかるため、YI’N YANGの鍼灸治療・美容鍼灸では必ず腹診をします。お腹の状態からわかることは実はこんなにいっぱい。

  • 胃腸の調子
  • 精神的なストレス
  • 卵巣子宮などの婦人科系の状態
  • 生まれ持った体質
  • 性格や性質などのキャラクター
  • 調子が悪くなりやすい傾向とその対策
  • かかりやすい病

鍼灸治療ではこのお腹の状態から身体全体の様子や胃腸の調子を把握して、全体のバランスを整える治療を行います。

腹診からみえる身体の状態 パツパツお腹とブヨブヨお腹

パツパツお腹 実満

パツパツお腹はおへそを中心にお腹が膨満し皮膚が張っていてポッコリとしたお腹です。このお腹の状態は簡単に言うと ”食べすぎ” です。

そして食べすぎのパターンとして2通り、ひとつめは食べ過ぎているが消化吸収の能力も高いタイプで、これはメタボリックシンドローム・高血圧・高コレステロール血症、痛風、便秘などのリスクが高いです。このタイプは食べ過ぎだけど胃腸が強いので日常の不調は少なく、仕事なども無理がきき良く働くため病気になってから体調不良に気がつくことが多いので定期的なメンテナンスな鍼灸治療は特におすすめで、月一回は鍼灸治療を受けて頂くと良いです。

ふたつめは消化吸収の能力が低いのに食べ過ぎているタイプで、消化能力に対して食べる量が多すぎて消化不良が起きています。特徴として、消化不良によりおなかにガスが溜まっている、お腹がいつももたれている、食後の胃のもたれなどがあり、鉄欠乏性貧血、低カリウム血症、低血糖などのリスクがあります。このタイプは食後の眠気などが強く、仕事に支障をきたす可能性があります。調子が悪いうちは週一回の鍼灸治療をおすすめします。ある程度近いタイミングでの鍼灸治療で疲れきらないように働くことができます。

パツパツお腹 実満のときの鍼灸治療

パツパツお腹の場合は、その上がりに上がった腹部の圧力を下げるために腹部を中心とした身体の緊張を緩和すること、血行を良くしてお腹にたまったガスを外に出すように鍼灸治療を行います。治療後にゲップやおならがでるととても良い傾向といえます。日常生活での食べ過ぎをおさえていただき、腹7分目(8分目より低いように)を心がけてもらい鍼灸治療の経過とともに食生活の変化を楽しんでもらえるように治療計画を考えていきます。

ぷよぷよお腹 虚満

ぷよぷよお腹は、その名の通りぷよぷよした力のない感じのお腹で、弾力がないのが特徴でだらっと横に広がるような状態になることもあります。お菓子などの甘いもの、甘みと冷えの性質のある果物などを好む人に多く、身体を引き締める力がなくなっていることが原因とされています。特徴として、疲れやすい・汗をかきやすい・暑かったり寒かったりの差がある・関節の痛みがあるなどが挙げられます。

ぷよぷよお腹 虚満のときの鍼灸治療

ぷよぷよお腹の場合は、食生活による冷えと身体機能が低めであることが問題なので、お灸を中心に温める鍼灸治療を行うことでお腹が引き締まり活力が出てきます。身体を冷やさないことと甘いものや冷たいものを控えてもらうことと合わせて、冷えと身体機能を高める鍼灸治療を行うことで、日々の運動量も増やすことが出来るようになり、結果として引き締まった充実した身体に近づきます。このタイプは調子が悪いうちは週一回の鍼灸治療をおすすめします。ある程度近いタイミングでの鍼灸治療で冷えにくい身体づくりをおすすめします。

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