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自律神経失調症の鍼灸治療

自律神経失調症とは

自律神経失調症は、自律神経(自発的な生理運動を制御する神経系)が異常に作用することによって引き起こされる病気の総称です。
自律神経は、交感神経系と副交感神経系に分かれ、それぞれ異なる役割を持っています。
自律神経失調症は、交感神経系か副交感神経系のいずれかが異常に働いて、心臓や呼吸、血圧、消化器などの基本的な生理運動がおかしくなることを指します。

自律神経失調症の症状

自律神経失調症の症状は様々です。
一般的に言えば、循環器系や消化器系、生理学的な機能に関連しています。具体的には以下のような症状があります。

・血圧の低下や高上
・心臓率の乱れ
・発汗や体温の変化
・息切れや呼吸困難
・消化障害や下痢
・疲れや不眠

また、自律神経失調症は他の疾患と共に起こることもあります。診断や治療には、医師による個別のアセスメントが必要です。

西洋医学的な自律神経失調症の原因

自律神経失調症の原因は多岐にわたります。一般的には、以下のような要因が考えられています。

神経系の疾患

脊髄性自律神経障害、多発性硬化症、脊髄性小脳失調症などがあります。

全身の疾患

糖尿病、自己免疫性疾患、感染症などがあります。

薬物や辛辣な食品、アルコールなどの摂取

手術や外傷などによる神経損傷

自律神経失調症は、複数の原因によって起こることもあります。
また、特定の原因が特定されない場合もあります。診断や治療には、医師による個別のアセスメントが必要です。

自律神経失調症に対する鍼灸治療の効果

一部の研究では、鍼灸が自律神経のバランスを改善し、症状を軽減する可能性が示されています。
鍼灸は、細胞レベルから全身に影響を与えることができるため、自律神経を整えることができると考えられています。
鍼灸は、鍼を用いて筋肉や結節、骨盤などに刺激を与えることで、神経系、内分泌系、免疫系などの自律神経を刺激し、調整することができます。
鍼灸は、炎症や疼痛を軽減し、免疫力を高め、ストレスや不安を軽減することができることから、自律神経失調症の改善に有効です。
また、鍼灸は、神経伝達物質の分泌や、血流の増加、筋肉の弛緩などの影響を及ぼすことがあり、これらが自律神経を整えるための役割を担うことが考えられています。

東洋医学的な自律神経失調症の原因

東洋医学では、自律神経失調症の原因として、五臓のバランスが崩れることが考えられています。
五臓は、肝、心、脾、肺、腎と呼ばれるの臓器・組織を指します。
これらの臓器・組織が健康であれば、自律神経も健康であり、逆に、これらの臓器・組織が不調であれば、自律神経も不調になります。
例えば、胃腸の消化不良や、肝臓の負担が大きい場合、心肺や腎臓のバランスが崩れ、ストレスや不安などの症状が現れることがあります。

また、睡眠不足や過度なアルコール摂取、ストレス、感染、疾患などが原因で、自律神経のバランスが崩れ、自律神経失調症を引き起こすことがあります。

自律神経失調症に対する鍼灸治療の治療方針

自律神経失調症に対する鍼灸治療は、鍼を用いて筋肉や結節、骨盤などに刺激を与え、自律神経を調整することを目的とします。

鍼灸治療では、鍼を用いて、特に脳や脊髄、頚椎などの神経系に影響を与えることで、自律神経のバランスを整えることができます。
また、鍼を用いて、筋肉や結節を刺激することで、血流の増加、筋肉の弛緩、ストレスや不安の軽減を図ることができます。

鍼灸治療は、個々人の症状に合わせて、適切な鍼を選択し、刺激する部位や刺激の強さ、回数を調整することが重要です。
また、鍼灸治療は、他の治療と併用することで効果を高めることができます。