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雨の日が辛い…自律神経を整える方法

雨の日が辛い…自律神経を整える方法

湯淺葉月 著者:葉月(YI’N YANG GINZA)

 皆様いかがお過ごしでしょうか?最近「人類に必要なのは治療でもなくヤクルト1000でもなく泡(酒)だと思う」と力説していたら「それは終わってる人のセリフなのよ」と友人に心配されてしまいました。元ワインバー店員、葉月です。好きなお酒はBRUTと白州!

今年の春は私も人生で初めて気圧による自律の乱れというものを体験している気がします。雨が降ったり、晴れたり、気温差も凄かったですね!日射量も例年より少ないかと思います。頭痛、眠気、からだのだるさ、立ちくらみやめまい、鬱っぽい感じ…自律神経が疲れてしまっているのかもしれません。辛いし悔しいですよね!梅雨入りも目前。お客様の自覚症状の多い自律神経の乱れについて今回はお伝えしていきます。

自律神経が乱れているとは

 他のスタッフも散々説明してくれていますが改めて私なりに言ってみると『崩壊しながら働いてるブラック企業社員』です。自律神経とは交感神経と副交感神経という二人の社員が朝番/夜番のシフトをそれぞれ一人ずつ担当し、365日24時間交代で

  • 呼吸
  • 心拍
  • 摂水、摂食
  • 排泄
  • 睡眠、起床
  • 体温調節

など“いちいち意識して行ってたら死んじゃう”作業を担ってくれています。そして人間は『活動』と『休息』という二つのモードを切り替えることでその時に見合ったベストなパフォーマンスを発揮できるようになっています。

自律神経が整っているとはこの二人の社員の交代がスムーズで負担のない状態です。自律神経が乱れているとはその逆の状態を指します。朝番が働きすぎていたり、遅番が遅刻してきたりするんですね〜。なのでいろんな不具合が出てくる。なんでそんなことが起きるのでしょうか?

『ストレス』とは精神的苦痛のことだけではない

 「自律神経が乱れています」と言われるとついてくるのが「ストレス」と「不規則な生活」です。「なんでもストレスやないか〜〜〜〜〜い!」と聞き飽きているし言い飽きてもいますが事実です。しかしストレスというとみなさん咄嗟に浮かぶのが『仕事』『人間関係』など精神的苦痛や肉体の披露が多いかと思いますが、もっと身近で二人の自律神経さんと馴染みが深いのは『気候』だったりします。

先ほど述べたように、自律神経さん達は私たちが意識していたら死んでしまう身体の調整を行ってくれています。気温や気圧の変化に合わせて調整してくれるおかげで私たちは生きています。ここで想像していただきたいのですが、ご自身が朝番/夜番のどちらかワンオペで代わりのスタッフは居ない。丸一日休日はない。交代している間が休憩時間。それが365日、生涯続きます。…まあ地獄なんですけど!基本的に激務ということです。

私だったらもう逃げ出して居ますが自律神経さん達は私たちから生えているのでそうもいきません。彼らの逃亡=本体の死=彼らの死です。(ひい)

そんな職場環境だと日々の業務はなるべく流れ作業が可能な決まったタスクだと負担は少ないです。でもイレギュラーなタスクが不定期に発生するとしたら…?そのひとつであり発生頻度が高いのが季節の変わり目に起こる気圧や気温の変化による微調整です。特に気圧の変化が激しいのが春や梅雨。微調整につぐ微調整…考えただけでテンパってしまうし疲れると思いませんか?

その他のストレス

 基本的に激務なところに降りかかってくるイレギュラーなタスクといえば、『上司の無茶振り』もあります。上司とは私達。交感神経は日中・活動時、副交感神経は夜・安静時など得意な時間帯や仕事があります。ですが昨今の私達はどんどん起きている時間や頭を使う時間、緊張していなければならない時間が長く交感神経さんが長く働きがちです。これは交感神経さんに常に残業と不得意な仕事を課し、副交感神経さんからは活躍の機会を奪ってやる気を失わせる行為にあたります。…ご、ごめんね…

自律神経さん達の負担を減らしてあげよう

 さて、以上を踏まえますと自律神経を整えるとは二つの神経の切り替えをスムーズにすること。それはイレギュラーなタスクを減らし、二人の得意分野で勝負させてあげることが有効となります!私たちがコントロールできるのは『生活』『呼吸』『運動』『食事』でしょう。

①生活

 不規則な生活がよくないというのはイレギュラーが生じやすいからです。食事、睡眠、運動、活動。ある程度“時間”などが規則的だと自律神経さん達も流れ作業しやすいですね。また日中に起きて活動し、夜はちゃんと休む。当たり前に見えますが寝る前のスマホやテレビは“活動”ですのでご注意を…。交感神経さん、休めると思ったら休日出勤です。めっちゃ嫌。

②呼吸

 ひとつは深呼吸が副交感神経優位にしてくれる点。リラックスしている=副交感神経が正しく優位だと自然と呼吸が深くなりますが、自律が乱れている方は交感神経優位で呼吸が浅い場合が多いです。この場合意識して深呼吸することでスイッチの切り替えを誘発することが可能です。ふたつ目は呼吸筋という観点。深呼吸で使う筋肉群は肋骨周りや背中などを動かし体を緩める効果が見込めます。自律神経は背骨の際から全身に伸びています。首・肩・背中・腰、これらの緊張は自律神経の邪魔をしますので、緩めてあげることは負担を減らすことにつながります。

③運動 

 “日中に活動した”という実績、呼吸が増えることによる血流促進や緊張緩和。からだの面から自律の負担を減らします。ジョギングや筋トレも勿論ですが、ストレッチや散歩などでも十分です!特に背中やお腹、首肩周りのストレッチは手軽で効果も高いでしょう。ますは伸びをするところから…ちなみのラジオ体操はとっても効率の良い体操です。

④食事

 これはタイミングや量をある程度一定にしてあげること、胃腸の負担を減らすこと、脳の血流や脳内物質にバグをうむ飲酒やカフェインを控えることなどが有効です。規則的にしてあげるのは勿論ですが、胃腸の消化も自律神経が担っていますので消化をスムーズにしてあげることは大事なことです。そして神経同士は神経伝達物質で情報のやりとりをしているので、その物質の産生や運搬を乱すような物の接種は控えてあげたほうが良いですね。

「私も疲れているのにそんなに色々言わないでよ!」

 「それが出来たら苦労しないのよ!」「優しくして!」とちょっと泣きそうになってしまった方。もう、鍼灸です。どうしたって自律を整えることにはご自身のご協力が不可欠なのですが、まずはからだを緩めてからでも遅くはありません。

鍼灸の刺激は自律神経に伝わりやすく、興奮は鎮めて消沈は賦活する効果があります。お腹や背中、首肩周りの緊張は自分で緩めにくい部分。我々が隅々解いていきます。また当院の治療はとっても刺激が柔らかく、交感神経が優位で緊張の強い方にぴったりです。緊張に強さをぶつけるとさらに緊張します。それを解くのは優しさです。筋肉を緩めるだけでなく、内臓などを含めて血行をよくしますので内側からほぐれるような感覚が持続していきます。

…実は顔や頭も自律神経を整えやすいポイントです。美容とは書いてありますが、お顔の鍼も治療としておすすめです。実際お顔を施術中に腰や背中が緩んできましたというお客様も多いのです。

間も無く梅雨がやってきますね。皆さんが元気に乗り切れることを祈っております!私も泡ではなく養命酒に切り替えようと思います!

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