よくあるご質問

患者さんからいただく施術や鍼灸治療、美容鍼灸についてのよくあるご質問をまとめました。その他、ご不明な点があれば気軽にお問い合わせください。

美容鍼は化粧したままでも大丈夫?

はい。
お化粧したままで施術を受けられます。
鍼を刺した箇所にお化粧が入る心配も入りませんのでご安心下さい。

どんな服装で行けばいいの?

どんな服装でも構いません。
施術着をご用意していますのでお着替えして頂きます。
アクセサリーや腕時計は施術時に外してください。

鍼治療のズーンとした感覚はなぜ起こるのですか?

鍼治療中に発生する「ズーン」という感覚は、鍼を皮膚に刺した際に、筋肉や組織に刺激を与えることで起こります。
鍼を刺すと、筋肉や組織に刺激を与えることで、それらにある細胞が反応します。
その細胞が反応することで、筋肉や組織が収縮し、それによって「ズーン」という感覚が生じます。
それによって疼痛や障害を治療するために重要な感覚とされています。

鍼灸はどうして効くの?

鍼灸が効く機序について説明すると、以下のようになります。

1.神経学的機序:鍼を刺激することで、神経細胞の信号伝達が活発化し、脳や脊髄などの中枢神経系を刺激します。
その結果、疼痛や不快感の減少、筋肉の弛緩、免疫力の増強などの効果を得ることができます。

2.組織学的機序:鍼を刺激することで、血流増加やリンパ流の増加を引き起こし、炎症や疼痛の減少、組織の修復などの効果を得ることができます。

3.化学的機序:鍼を刺激することで、身体内にある様々な生理活性物質(ホルモンや神経伝達物質など)の産生や放出が促進されます。
これにより、疼痛や不快感の減少、免疫力の増強などの効果を得ることができます。

これらは鍼灸が効く主な機序であり、これらが組み合わさって働いて効果を発揮することが考えられています。

鍼灸院と接骨院の違いは?

鍼灸院は鍼を使った治療を行う施設であり、中国医学や日本医学の伝統的な治療法を使用します。
一方、接骨院は骨や関節に関する問題を治療するために使用される施設で、物理療法やマッサージなどを使用します。
鍼灸院は痛みや不調を緩和するために使用され、接骨院は機能回復や治療を目的として使用されます。

鍼はすぐ効果が出るの?

鍼灸の効果は、治療を受ける人によって異なります。
一般的には、数回の継続的な治療を受けることで、痛みや不快な感覚が軽減し、動きや機能が改善することが期待できます。
ただし、重度の疾患や長期にわたる痛みなどの場合は、より長期間の治療が必要になることもあります。
また、治療後の数日間には、痛みや不快な感覚が増すこともありますが、これは一時的な現象であり、長期的には改善することが期待できます。

鍼灸治療を受けるとだるくなるのはなぜ?

鍼灸治療を受けると、身体の深部にある筋肉や結合組織が収縮し、疼痛や炎症を和らげる効果があります。
これによって、血流が促進され、疲れが取れるため、だるくなることがあります。

なぜ鍼灸は自律神経に効果があるの?

鍼灸は、身体の機能を調整するために、自律神経系に作用します。鍼を刺すことで、神経細胞に刺激を与え、脳に信号を伝えます。
その結果、身体の緊張を解き、痛みを減らす効果を得ることができます。
また、鍼を刺すことで、血流の増加や、液体の循環が促進され、炎症や疲れを取り除く効果もあります。
さらに、鍼灸は、ストレスや不安を軽減する効果もあり、睡眠を改善することができることが知られています。

これらのメカニズムによって、自律神経系の機能を調整することで、身体の異常を改善することができると考えられています。

鍼灸と整体は何が違うの?

鍼灸と整体は、東洋医学を基盤にした治療法ですが、治療方法が異なります。

鍼灸は、細い針を人体に刺し、痛みや異常を治すために使用します。
その鍼を打つ場所によって、異なる効果を得ることができます。
例えば、腰痛の場合は腰や腰に近い部位に鍼を打ちます。

一方、整体は、手を使って、筋肉や骨、関節などを調整し、異常を治すために使用します。
整体は、鍼灸と違って直接触れているので、痛みが少ないことが特徴です。

簡単に言うと鍼灸は針を刺して治療するのに対して整体は手を使って調整する治療方法です。

東洋医学はどんな医学ですか?

東洋医学は、アジアの国々に伝わる医学のことを指します。
東洋医学には、中国医学、日本の医学、インドの医学などがあります。
東洋医学は、身体と精神のバランスを保つことを重視し、病気が起こる原因として、エネルギーのバランスが崩れたり、経絡が詰まったりすることを考えています。
東洋医学では、鍼灸、アーユルヴェーダ、マッサージなどを使用し、身体の機能を改善し、バランスを取り戻すことを目的としています。
東洋医学は、主にアジアの国々で使用されていますが、近年では世界中で注目を集めています。

鍼灸の効果に科学的根拠はありますか?

鍼灸は、中国古代から伝わる医療法のひとつです。
鍼灸は、鍼を人体に刺すことで、痛みや疾患を治療すると考えられています。
鍼灸は、主に筋肉や組織を刺激することで、血流を促進し、痛みを軽減し、身体を調整し、健康を促進すると考えられています。

科学的には、鍼灸は、疼痛や炎症を治療するために、神経伝達物質や免疫物質の分泌を促進することが知られています。
鍼灸によって、エンドルフィンやセロトニンなどの止痛物質が分泌され、疼痛を軽減します。
また、鍼灸によって、免疫細胞や抗酸化物質の分泌が促進され、免疫力を高め、炎症を抑制することができます。

また、鍼灸は、脳内の神経回路を変化させ、ストレスや不安を軽減する効果もあると考えられています。

鍼灸治療の効果はどれくらい持続するの?

鍼灸治療の効果は症状や疾患の程度によって異なります。
一般的には、痛みや不快感が軽度の場合は数日から数週間で改善することがあります。
しかし、重度の症状や長期にわたる疾患の場合は、数週間から数か月の継続的な治療が必要になる場合があります。
また、鍼灸治療は症状が再発しないように定期的に受けることが望ましいです。

インヤン美容鍼・鍼灸治療院の銀座院の最寄駅はどこですか?

最寄駅は新富町駅が最も近くご利用し易くなっています。
近くの主要な駅は下記の通りです。
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東京メトロ有楽町線 新富町駅 徒歩2分 (5番出口)
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩9分 (10番出口)
東京メトロ日比谷線 築地駅 徒歩5分 (4番出口)
JR京葉線・東京メトロ日比谷線 八丁堀駅 徒歩4分(A3番出口)

鍼の太さは?

当院で使用している鍼の太さは0.1~0.34㎜と髪の毛より細く、注射鍼(約0.7~0.9㎜)と比較すると1/7程度の細さです。
身体に刺し入れた時の痛みもほとんどなく、「爪楊枝でツンツンされた程度」と表現されます。

鍼灸はどんな症状に効果がありますか?

鍼灸は、様々な症状に効果があると考えられています。
主な症状を下記の通り示します。

疼痛:鍼灸は、筋肉や組織を刺激することで、血流を促進し、痛みを軽減することができます。特に、腰痛や頚椎痛、肩こり、腱鞘炎などの骨や関節の痛みに効果があると考えられています。
疲れ:鍼灸は、ストレスや不安を軽減する効果があり、疲れを和らげることができます。
不眠:鍼灸は、神経伝達物質の分泌を促進し、リラックス効果をもたらすため、不眠を改善することができます。
アレルギー:鍼灸は、免疫細胞や抗酸化物質の分泌を促進し、免疫力を高め、アレルギー症状を軽減することができます。
美容:鍼灸は、血流を促進することで、肌のハリや弾力を保つ効果があり、美容に効果があると考えられています。

WHO(世界保健機構)が定める鍼灸の適応症状は下記が挙げられています。

【神経系疾患】
・神経痛
・神経麻痺
・痙攣
・脳卒中後遺症
・自律神経失調症
・頭痛
・めまい
・不眠
・神経症
・ノイローゼ
・ヒステリー
・うつ病

【運動器系疾患】
・関節炎
・リウマチ
・頚肩腕症候群
・頚椎捻挫後遺症
・五十肩
・腱鞘炎
・腰痛
・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

【循環器系疾患】
・心臓神経症
・動脈硬化症
・高血圧症
・低血圧症
・動悸
・息切れ

【呼吸器系疾患】
・気管支炎
・喘息
・風邪

【消化器系疾患】
・胃炎
・消化不良
・胃下垂
・胃酸過多
・下痢
・便秘
・胆嚢炎
・肝機能障害
・肝炎
・十二指腸潰瘍
・痔瘻

【代謝内分泌系疾患】
・バセドウ病
・糖尿病
・痛風
・脚気
・貧血

【生殖器、泌尿器系疾患】
・膀胱炎
・尿道炎
・性機能障害
・尿閉
・腎炎
・前立腺肥大
・インポテンツ

【婦人科系疾患】
・更年期障害
・乳腺炎
・白帯下
・生理痛
・月経不順
・冷え性
・不妊

【耳鼻咽喉科系疾患】
・中耳炎
・耳鳴り
・難聴
・メニエール病
・鼻炎
・蓄膿症
・扁桃炎

【眼科系疾患】
・眼精疲労
・近視
・結膜炎
・疲れ目
・かすみ目
・ものもらい

【小児科疾患】
・夜泣き
・かん虫
・夜驚
・消化不良
・偏食
・食欲不振
・不眠
・小児喘息
・アレルギー性湿疹
・耳下腺炎
・夜尿症
・虚弱体質改善

鍼灸はどんな効果があるの?

鍼灸治療の主な作用は下記の様なものが挙げられます。
・筋肉を緩める
鍼を刺した箇所や灸を据えた周辺の血流やリンパの流れが促進されることで筋肉のこりや張りが緩みます。
・痛みを和らげる
鍼や灸をすることで、中枢神経にモルヒネ(鎮痛物質)に似たホルモンが分泌されることで痛みを抑える作用があります。
・血流を良くする
鍼や灸による刺激が血流を改善させ、身体を温める作用があります。
・自律神経を整える
鍼や灸の刺激が脳に伝達することで、脳からセロトニンが分泌されることで自律神経のバランスが整います。
・内臓の機能を回復させる
鍼や灸の刺激により自律神経が整い、胃腸を初めとする内臓機能が活発になったり、血圧が安定する作用があります。
また、免疫力の向上などが最近の研究でわかってきています。
・美容やアンチエイジング
鍼で肌に微細な傷をつけることで、傷を修復しようと細胞が集まりコラーゲンやエラスチンと呼ばれる美容成分が分泌され、傷がつく前より綺麗な肌質へ変化します。

お灸は熱くないですか?跡は残りますか?

お灸はどうしても熱いと感じてしまうのが普通です。
病態が悪いほどツボへお灸をしても熱感を感じません。
状態が良くなってくると熱さを感じなかったところが熱く感じるようになります。
ほとんどの方は跡は残りませんがまれに跡が残ってしまう事があります。

しびれた感覚が残ると聞きますが大丈夫ですか?

鍼独特の響きや得気と呼ばれるズーンとした感覚がある場合がございます。鍼が癖になる方はこの響きを好む方が多いです。
この響きは鍼を効かせる手法でもあり、数分から長くても数日残る場合がありますが、必ず消失するので心配はございません。

神経が損傷されたり後遺症が残る事はないですか?

神経が障害されたり後遺症が残る事は絶対にございません。
そもそも神経を狙って鍼やお灸をするわけではございませんが、ツボによっては神経が多い箇所がございます。
当院ではデリケートな箇所やツボは避けて施術しますのでご心配ございません。

鍼は痛くないですか?

個々の過敏性にもよりますが、ほとんど痛みはございません。
ただ、鍼独特の響きや得気と呼ばれるズーンとした感覚がある場合がございます。
使用する鍼は髪の毛の太さ程度の鍼を使用します。また、症状や箇所によって異なりますが基本は非常に浅い箇所までしか鍼を刺しません。

どのくらいの間隔・期間で通院すればいいでしょうか?

慢性・急性など症状や患者様の病態にもよります。基本的に効果を最大限に軌道に乗るまでは週に2、3回程度通って頂き、症状が徐々に改善していけば週に1回、2週、3週と間隔を空けるよう勧めています。
また、慢性の症状をお持ちの患者は効果を実感されるまで根気良く治療を続けて頂く事が非常に重要になります。
もちろん1回だけのお試しでも気軽にご来院ください。

着替えは必要ないですか?

治療着はこちらでご用意致します。ただ、締め付けの強い下着を着用されてると診断がしにくくなりますのでご留意下さい。
法人向けの方は普段着で構いません(一部除く)。

感染の心配はないですか?

鍼は全てディスポーザブル(滅菌済み使い捨て)を使用しております。
また、術者の手指や鍼を刺す部位への消毒も行っておりますので感染の心配はございません。

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