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不妊の原因、不妊と鍼灸治療、おすすめ生活習慣

不妊の原因、不妊と鍼灸治療、おすすめ生活習慣

古賀はる菜 著者:来間(YI’N YANG GINZA)

こんにちは!

最近、人間にも冬眠があればいいなと思っている来間(くりま)です。

今回のテーマは『不妊鍼灸』です。

鍼灸って不妊治療もできるの!?と思った方いらっしゃるかもしれません。

正直、妊娠は色々な要素が関わって成立するので鍼灸に限らずこれをやっておけば確実に妊娠するよ!というものは無いですが、妊娠しやすいカラダ作りのサポートの1つに鍼灸は有効です。

自然妊娠を目指す方でも鍼灸を受ける方いらっしゃいますし、不妊治療を受けている方も鍼灸を併用している方いらっしゃいます。

不妊とは?

定義としては、

「不妊」とは妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年間妊娠しないこと だそうです。

この定義に関しては、個人的に難しいなぁと感じていることがあって、聞いたとことある方も多いかもしれませんが

日本人の既婚者の1ヶ月の性交の平均回数が1.7回というデータがあります。(世界でトップクラスに回数が少ないそうです。)

健康的な方がタイミングのあった性交をした場合の妊娠率が16~18%、、、、

回数の問題、そもそも妊娠する確率はあまり高くないものという2つの点を考えると心身ともに不調がなくとも1年で妊娠しにくいのでは? と思ってしまいます。

妊活、不妊治療において年齢は重要なポイントにはなってきますが、ストレスも良くないことはご存知の通りです。

1年で妊娠しなかった時に「どうしよう!不妊だ!」と変に焦り過ぎずに、まずは俯瞰して見ることも大切だと思います。

性交回数に関しては、パートナー間で相談することも1つかななんて思いますが

とても大切なのは、いつでも妊娠しやすいカラダづくりを意識することだと思ってます。

妊娠しやすいカラダ=快適に過ごせる健康的なカラダ だと個人的には思っているので

ご自身が心地よく過ごせるために、生活習慣の見直し(食事、睡眠、運動など)は大前提になってきます。

不妊治療の方はもちろん、心地よく過ごすためのメンテナンスとして鍼灸を利用される方は多くいらっしゃいます。

不妊の原因

不妊治療というと、女性が治療するというイメージがまだまだ根強いように思います。

日本では石女(うまずめ)と言って子供を産めない女性を表現する言葉があります。対義語を探してみても私が探した中では出てこなかったことから、昔から不妊の原因は女性にあると考えられてきたように思います。

こんな所にも男尊女卑を感じられずにはいられず、なんだかなぁと思ってしまう来間です。

来間の小言はさて置き、実際のところはどうでしょうか。データとしては下記の通り。

男性因子が約35%、女性因子が約40%、どちらにも原因がある場合が約15%で、割合をみると男女ともにほぼ同等と言えますね!

つまり、男女ともに原因になりうるということ。

ちなみにフランスでは男女ともに病院を受診しない限りは健康保険が適用されないそうです。

男女ともに治療しないと効果的ではないとの考えのあらわれです。

鍼灸も具体的な原因がどちらにあるのかに関わらず、男女ともに受けて欲しいなと思ってます。

それでは、男女別に原因をみてみると

女性の場合

  • 排卵因子(排卵障害)
  • 卵管因子(閉塞、狭窄、癒着)
  • 子宮因子(一部の子宮筋腫や子宮内膜ポリープなど)
  • 頸管因子(子宮頸管炎、子宮頸管からの粘液分泌異常など)
  • 免疫因子(抗精子抗体など)

男性の場合

  • 造精機能障害(精神の質の問題、精索静脈瘤など)
  • 性機能障害 (EDなど)
  • 精路通過障害(閉塞、鼠径ヘルニアなど)

原因は多岐に渡るんだなぁというのが分かると思います。

不妊症と鍼灸治療

不妊症に対して鍼灸はどうやってサポートをすることができるのかと言いますと、上記で挙げた不妊の原因が全て治療の対象かというと実は違います。

例えば、卵管が詰まっている、子宮の奇形、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、精索静脈瘤、精管の詰まりがあるなどの「形の異常」が認められる場合(器質性不妊)は、鍼灸の適応外となります。

とはいえ、「形の異常」そのものはどうにか出来ませんが、仮に手術などをした場合はそれに伴うストレス、術後の不快感などに対する治療は可能です。

器質性不妊の場合でも鍼灸がお手伝い出来ることもあるという事ですね。

不妊鍼灸が主にサポートできるものは、検査等ではっきりした原因が分からないけど妊娠しない(機能性不妊)といった状態の時です。

原因も分からないし、なかなか妊娠しないし、、となると不安になることもあると思います。

でも、ちょっと考えてみて欲しいのですが今のカラダの状態でお腹の中で10ヶ月赤ちゃんが安心して過ごせる環境は整っているでしょうか?

なかなか妊娠に至らないのは、妊娠・出産の準備が心身ともに整っていないからかもしれません。

普段からこんな不調はありませんか?

 肩こり、腰痛、生理痛、頭痛、耳鳴り、冷え、のぼせ、めまい etc…

こんな些細な不調ですが、自分一人のカラダですら不調を感じているのであれば二人分となったら、些細な不調どころの話じゃないですよね。命の危険にも繋がります。

不妊鍼灸と聞くとなんだか特別な鍼灸治療に思えますが、カラダの些細な不調を取り除いて良い状態にし妊娠しやすいカラダに整えていきます。

生活習慣の見直し

些細な不調というのは、日々の積み重ねから起こっていることがほとんどです。

鍼灸でサポートはできますが、ご自身で生活習慣を見直していくことも大切です。

女性の場合は生理が健康のバローメーターにもなりますので生理に関するコラムもご参照ください。

生活習慣の見直しと言えば、睡眠・食事・運動は鉄板中の鉄板なのでもう聞き飽きているかもしれません笑

今回は、食事についてです。

私たちは食べ物から栄養を摂取しているのですが、栄養というのは単体で意味をなすのではなくて複数の栄養素や消化酵素などの働きによって体内で化学反応経てカラダに取り込まれていきます。

なので、これを食べれば健康!というものはなくバランスが大切です。

特に現代人は、ミネラルが不足しやすいと言われています。

バランスよく食事をするために次の言葉をぜひ覚えてください!

『まごにはやさしいわ』

ま:豆類

ご:ごま

に:肉

は:発酵食品、漬物、お酢

や:野菜

さ:魚

し:椎茸、キノコ類

い:いも、穀物類

わ:わかめ、海藻

この食材を意識しながら食事や料理することで現代人が不足しがちなミネラル・食物繊維もしっかりとれてバランスよく食事することができます。

食事の見直しや鍼灸などご自身のできることから取り組んでみてはいかがでしょうか。

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