季節の養生 冬

季節の養生 冬
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季節のお知らせ

東洋医学では季節の影響による身体や心の変化を重視しています。鍼灸治療の治療方法の選び方や、症状を改善しより良く生活するための過ごし方を東洋医学の知恵と現代の科学で裏付けられたものを補足して、より良い季節の過ごし方を提案します。

季節の性質

日本は四季+梅雨があり、それぞれの季節でより良い過ごし方や鍼灸治療の方法が変わってきます。東洋医学では春夏秋冬の四季に第5の季節として長夏(ちょうか)や土用(どよう)を加えた五行論と呼ばれる5つのカテゴリー分類があり、それぞれの季節の性質により季節の養生が変わります。日本では春夏秋冬に梅雨を加えて5つのカテゴリーに分けると良いと考えます。春夏秋冬+梅雨を生長化収蔵という5つの性質で鍼灸の治療方法や生活の仕方を変化させ季節に適応しやすくします。

健康のための冬の過ごし方と鍼灸治療

  • 体力温存のため睡眠時間を多め、早く寝て遅く起きる、昼寝も良い。鍼灸治療後は睡眠の質が上がり良く眠れることが多いため鍼灸治療が有効。
  • 体力を消耗すると冷えが容赦なく入り込んでくるため常に体力を温存する。身体の疲れを残さないよう早めの鍼灸治療がおすすめ。
  • ラジオ体操などの春に向けて力を蓄えるための適度な運動が重要。運動のしすぎは良くない。
  • 室内と外気の温度変化に対応するためにも体操や鍼灸治療はとても有効。
  • 冷えは身体の下の方の足から侵入し、腰や下腹部まで入り込み下半身を弱らせるため保温、加温、産熱をバランスよく実施する。鍼灸治療は、必要な対策を身体の状態から判断することができます。

寒い冬は外に熱が逃げないように身体も閉じているため冷えから身を守るようにすることが第一です。しかし、人間の身体は大きな温度変化に瞬時に対応はできません。このため、暖房の効いた温かい部屋から、寒い外気に出た時やその逆も身体にとっては負担が大きく自律神経の不調がでる可能性が高まります。この対策としてラジオ体操がおすすめです。日々適度な運動をする事で変化に対して適応しやすくなり、身体の負担を減らすことができます。

冬の性質は「蔵」

 冬は土蔵のように扉がしっかりと閉じて中の蓄えを少しずつ使っていく省エネの時期です。植物は次の春に向けて土中で待ち、生き物は冬眠したりさなぎや卵で冬をこえ、来たるべき春に向けて力を蓄えて過ごします。春の性質は「生」伸びやかに生き生きと生命が芽吹いていく季節です。春からは小学校の一年生にあがるような気持ちで準備をしながら冬を越すというのが東洋医学での冬の過ごし方です。あまり活動的にはならず省エネで準備する時期とされます。また身体をいたわる季節になるため、夜は早く寝て朝は遅めに起きるのが冬の過ごし方として最良とされています。存分に寝ましょう!いや寝すぎも良くありませんでした。現代においては朝起きる時間を変えられない事が多いので、少なくとも早めに寝ることにしましょう。

旬の食べ物を食べる

旬の食べ物を食べることは食養生の基本になります。できるだけその時期にとれる食材をすすんで食べるのが良いです。冬は根菜類、特に芋類を中心に白菜やねぎ、生姜など、身体を芯から温める食材を食べましょう。やはり冬には鍋が良さそうですね。

冬にこそYI’N YANGの鍼灸治療を

YI’N YANGの鍼灸治療の特徴は痛みのない心地良い鍼と温かく心地良いお灸です。「風呂上がりのような気持ちよさ」と患者さんから表現していただきます。身体を温める必要がある冬には最良の鍼灸治療といえます。もちろんそれぞれの身体の状態や要望に合わせて鍼灸治療を行いますが、冬場は寒さにより増強された身体の緊張をお灸で温めつつ、痛みのない鍼の心地よさでリラックスして身体をゆるめて頂き、かつ症状に対する効果を感じて頂く事ができる鍼灸治療をYI’N YANGではご提供しています。

冬に最適なお灸のセルフケア

冬を快適に過ごすために最適な身体を温めるお灸のセルフケアをYI’N YANGのスタッフがご紹介しています。ぜひご覧ください。

>>セルフお灸の動画

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