日本人の痛み実態調査によると日本人の4人に1人が週1回以上の頭痛に悩まされていると言うことが分かっています。
また、緊張型頭痛は男性の約1.5倍、偏頭痛に関して言えば男性に比べて女性の方が約3.6倍有病者が多いことが分かっています。
なぜ女性に偏頭痛が多いのか
偏頭痛の誘発因子は、ストレス、精神的緊張、疲れ、睡眠、天候の変化、温度差、ワインやチーズなどの食品といった感じに様々あります。
上記以外にも女性ホルモンであるエストロゲンも偏頭痛と深く関わりがあることが分かっています。
つまり、女性に偏頭痛が多い理由はエストロゲンにあります。
まだ分かっていないこともありますが、このエストロゲンが急激に減少するタイミング(排卵前など)で偏頭痛が起きることが分かっており、エストロゲンが減少することで脳内の他のホルモンや神経伝達物質のバランスが変化し神経の炎症や血管拡張が起き頭痛となると考えられています。
女性は月経周期・妊娠・出産・更年期などの影響でホルモンの増減があるため男性に比べて偏頭痛が多く、体調に波が出やすいのだと思います。
頭痛の鍼灸治療
頭痛に関する鍼灸治療は有効であると研究により報告も多数あります。
【片頭痛に対する鍼治療効果とその作用機序】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ans/56/4/56_253/_pdf/-char/ja
また、YI’N YANGのスタッフによる頭痛の鍼灸治療や予防などを記したコラムもありますのでぜひご覧ください。
頭痛についてのコラムまとめ
http://yinyang-health.com/category/column/headache
ベーシックな治療頻度としては、1週間に1度の鍼灸治療を2ヶ月ほど続けるとお悩みの症状が軽減されることが多いのが、YI’N YANGでの鍼灸治療の傾向です。
まずはお身体の状態を確認させていただき、どんな鍼灸治療の方法がフィットするかを治療経過をみながら施術者とご相談いただき、少しでも不具合なく生活できるようにみなさまを全力でサポートいたします。