鍼灸治療の症例紹介:不眠、頭痛

【肩の痛み】鍼灸治療が有効な疾患・症状

不眠、頭痛でお悩みの方の参考になればと思い、患者さん(男性 / 30代)の鍼灸治療の症例や改善の経過をご紹介します。

この記事を書いた人

横山 奨 横山 (インヤン美容鍼・鍼灸治療院 総院長)

鍼灸治療で得意な症状

新型コロナ後遺症治療、めまい、頭痛、円形脱毛症、不妊治療、冷え性、コロナ後遺症治療、バレエダンサーの治療

目次

ご自身で把握されていた症状

不眠、頭痛

2ヶ月ぐらい前から、寝つきが悪くなった。しばらくして夜中に3回ほど起きるようになった。途中で起きた後は眠りにつくことは出来るが浅い眠り。寝ても疲れがとれず、朝は仕方なく起きるが昼食後に眠くなる。朝起きた時に頭痛がするが、準備をしたりしばらく動くと少なくなってくる。仕事が忙しかったりPC作業が多いと頭痛がする。

患者さんが認識していた原因

4月から会社の部署が変わり責任ある役職についたため残業が多くなり、休みの日も自宅で作業することがあった。仕事量が多くなると、歯を噛み締めてPCに向かっている自覚があり、上半身全体が固まっている感じがする。帰宅して、そのまま寝ようとすると頭が活動的になっていて眠くない。何とかしてリラックスしようとするが、身体の力の抜き方がよくわからない。

初診時の初見

頚肩の強いコリ、頭皮の硬さ、足の冷え、上腹部の硬さ。

施術者が考えた原因

仕事によるストレスで精神的にも肉体的にも緊張が強くなっている。頚や肩、頭部を中心に上半身全体の緊張が強く、上腹部も筋肉の緊張が強い。頭部の方が足の方に比べるとほてっていて、足はつま先から足首まで冷えている。東洋医学では上実下虚(じょうじつかきょ)といい、身体のアンバランスさがあり未病と呼ばれる病気の前段階である。

通院頻度

最初の3ヶ月間は1週間〜10日に1回の頻度。現在は眠れるようになり月1回のペースで治療を継続中。仕事が忙しい時期やストレスがかかると眠りが浅い事もあるが昼間の眠気や頭痛はなくなっている。

治療での変化

上腹部の緊張を優しい刺激の鍼で緩ませるとお腹がグルグルと動いた。頚や肩、頭部の緊張を優しい刺激の鍼治療で丁寧に緩め、背中から腰にかけての硬さのある部分には鍼とお灸をし身体全体の緊張をとりリラックスできるように治療を行った。足の冷えはお灸で良く温めるようにした。セルフケアとして身体の緊張を少なくするためのラジオ体操を勧めた。

治療の経過

初診当日の夜は久しぶりにぐっすりと眠れたとのこと、翌日の朝の目覚めも良く昼間の眠気もなかった。3日ぐらいすると眠りが浅い感じが徐々に出てきたが、寝付けない感覚や途中で起きてしまうということはなかった。1週間後の2診目の前日は一度途中で起きてしまった。以後3ヶ月間は1週間~10日に一度治療をしたが治療数日後に中途覚醒はあるものの寝つきが悪い事はなくなり、昼間の眠気もないとのこと。3ヶ月以降は2週に一回、3週に一回と徐々に治療間隔をあけていき現在は月に1回程度で治療を継続している。ラジオ体操は週4回は継続して行っている。

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