寒暖差によるギックリ腰対策: 鍼灸で予防と回復をサポート

寒暖差によるギックリ腰対策: 鍼灸で予防と回復をサポート

春の気配がすこ〜し感じられるようになって参りましたが、まだまだお布団から出るのが辛いくらい寒い日も続いてますね。そんな時期の急激な寒暖差は、体に様々な負担をかけ、特にギックリ腰のリスクを高めます。この記事では、鍼灸がいかにギックリ腰の予防と回復に役立つかを探り、季節の変わり目における体のケア方法について紹介します。

この記事を書いた人

来間 来間 (YI’N YANG(インヤン) GINZA)

鍼灸治療で得意な症状

胃腸の不調、生理に伴う不調、肌荒れ、肩こり、冷え性、ファスティング×鍼灸

目次

寒暖差とギックリ腰

寒暖差が激しい季節の変わり目は、体が適応するのに苦労します。特に、急な気温の低下は筋肉の硬直を引き起こし、腰にかかる負担を増大させます。これは、ギックリ腰の一般的な原因の一つです。ギックリ腰は、腰部に激しい痛みが発生し、動くことが困難になる状態を指します。
ギックリ腰になるとトイレ行くにも一苦労、、、極力なりたくないですね、、、

鍼灸の役割

鍼灸は、体のツボと言われるポイントや筋肉に対して細い鍼(はり)をすることで、血流を改善し、筋肉の緊張を緩和する伝統的な治療法です。ギックリ腰の予防と治療において、鍼灸は以下のようなメリットがあります。

予防における鍼灸

  • 血行促進: 鍼灸は血流を促進し、寒暖差による筋肉の硬直や緊張を和らげます。定期的な鍼灸治療は、腰痛の予防に効果的です。
  • ストレス軽減: ストレスにより交感神経優位になり筋肉の緊張を引き起こし、ギックリ腰のリスクを高めます。鍼灸は心身ともにリラックスを促進し、ストレスを軽減します。

回復における鍼灸

  • 痛みの緩和: 鍼灸は自然な鎮痛効果があり、ギックリ腰による激しい痛みを和らげるのに役立ちます。
  • 回復期間の短縮: 血流の改善と筋肉の過緊張の緩和により、鍼灸は回復期間を短縮するのをサポートします。

鍼灸治療による腰の過緊張緩和事例

50代 男性 主訴:コロナ後遺症による倦怠感

  • デスクワーク中心、時々出張の時などに長時間の運転などがある。
  • 長時間座っていると腰が張ってくる、寒い時期になると毎年腰がこわばってしまうなどの慢性的な腰痛がある。

この方は当初、YI’N YANG にコロナ後遺症の治療でご来院いただいてました。
後遺症になられてすぐに治療を開始したこともあり、元々の主訴のコロナ後遺症に関しては数ヶ月で寛解されました。治療を受けていくなかで慢性的に悩んでいた腰痛が軽減していることに気づき、体のメンテナンスや予防として今も月に2回ほど治療に定期的にいらしています。

継続的に治療をされていることで、腰への不安が格段になくなったとのこと。

  • 寒い時期の腰のこわばりや腰痛に今シーズンは悩まされなかった
  • 会食が続くと出る腰痛も忘年会や新年会もなんなく乗り切れた
  • 長時間の運転の時に必要だった腰のストレッチ休憩を取らずに済んだ

上記のようなお声をいただき、QOLが向上したことを喜んでくださっています。

寒暖差への対策

  • 適切な体温管理: 寒暖差による影響を最小限に抑えるためには、体温を一定に保つことが重要です。適切な衣服の着脱や、暖かい環境を保つことが助けとなります。
  • 定期的な運動: 柔軟性と筋力を保つために、定期的な運動が推奨されます。ストレッチや軽い運動は、筋肉の硬直を防ぎます。
  • 鍼灸治療: 寒暖差の影響が特に気になる季節の変わり目に、定期的な鍼灸治療を取り入れることで、体の調整を助け、ギックリ腰のリスクを減らすことができます。

寒暖差によるギックリ腰対策まとめ

寒暖差は、ギックリ腰を含む様々な体の不調を引き起こす原因となります。鍼灸は、これらの不調の予防と回復に有効な治療法です。適切な体温管理、定期的な運動、そして鍼灸の利用を通じて、季節の変わり目も健康的に過ごしましょう。

著者:来間

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