美容鍼・美容鍼灸の最大の特徴は
「出来るだけ自然な美容法」
「人体に備わった機能を生かした美容法」
「身体の状態が美容を左右する」
美容鍼・美容鍼灸は、美容外科や形成外科などの美容医療にかかるほどではないし、薬品やサプリや化粧品に出来るだけ頼らず、自分自身の身体に備わった機能や能力を生かした美容法です。
美容というと主には顔の肌や見た目の印象のことになりますが、顔の表情、肌の状態、顔の印象には身体全体の状態が反映される割合も高く、全身の状態や精神状態も重要な要素でしょう。
美容鍼・美容鍼灸の効果
たるみやむくみに効果
顔も全身と同じで筋肉が表情を形作っています。筋肉の衰えや顔や首の筋肉が緊張し硬くなり動きが悪いとたるみやむくみがでてきます。美容鍼灸ではこれら顔や首に関わる筋肉の緊張をほぐし血流を良くすることで、たるみやむくみに効果を発揮します。
多くて1週間に1回の頻度、通常は2週間に1回ほどの頻度で美容鍼・美容鍼灸を行うと効果を持続することが出来ます。
肌が内側から潤い皮膚の弾力が増す
皮膚の一番表面にある角質層の水分不足や弾力不足により、皮膚が元に戻らなくなり、シワができてしまいます。シワには、主に水分不足によってできる浅い表皮性のシワと、皮膚の奥で働くコラーゲンの減少によりできる深い真皮性のシワがあります。表皮性のシワであれば美容鍼・美容鍼灸が効果的です。
鍼の刺激によって皮膚のバリア機能の一部である皮膚角質層の水分量が回復するという研究も発表されています。美容鍼・美容鍼灸で身体の内側からの作用により皮膚の水分不足や弾力不足が解消されると、表皮性のシワやたるみ・むくみもにとても効果的です。
たるみ、むくみ、肌の弾力の低下、シワなどに対して全身治療で効果の持続を
たるみ、むくみ、肌の弾力の低下、シワなどの原因
- 加齢にともなう肌の弾力低下
- 加齢にともなう肌の水分保持力の低下による乾燥
- 気温や湿度の変化による乾燥
- 紫外線のダメージによる肌の弾力低下
- 女性ホルモン量の低下
美容の観点からみた鍼灸の効果による身体の変化
副腎髄質ホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン)
皮膚に近い細い血管の拡張や収縮に関与していて代謝を高める作用がある。間接的に血流を促進したり抑制したりする。
セロトニンやオキシトシンの分泌
セロトニンはストレスを軽減し精神を安定させ脳を活発に働かせる物質、女性ホルモンとも連動している。オキシトシンは幸せホルモンとも呼ばれ、不安や恐怖をなどのストレスを軽減し、意欲や好奇心が高まるとされる物質で、良質な睡眠と美肌を生み出すとされています。
エラスチン、コラーゲン
比較的刺激の強い鍼灸刺激で、皮膚の張りや弾力に関わるエラスチンやコラーゲンが産生されるとされています。
これらのホルモンやタンパク質が鍼灸の刺激によって分泌され身体に影響を与えます。美容鍼・美容鍼灸では、全身的に身体の症状を治療することで、たるみ、むくみ、肌の弾力、シワなどに対する美容効果を高めます。