コロナ後遺症における睡眠障害〜おまけ〜

前回のコラムはこちら。

コロナ後遺症における睡眠障害〜やっぱり睡眠て大事〜

コロナと睡眠障害について調べていて興味深いデータを見つけたので、もう少し書いてみようと思います。

なんとなく、本編で書く感じじゃないかなぁと思ったのでおまけにしました。(そもそも本編てなんだって話でもありますが)

この記事を書いた人

中村 中村 (表参道外苑前院)

鍼灸治療で得意な症状

不眠、胃腸の不調、顔面神経麻痺、精神科領域の疾患

目次

もう少し書きたいんです、睡眠の問題

コロナ禍での睡眠の問題について、日本を含む14カ国の一般住民を対象として行われた国際調査では、入眠困難・睡眠維持困難・早朝覚醒・睡眠の質の低下・過度な眠気・睡眠薬の使用・疲労感・悪夢など、睡眠に関する問題がコロナ禍前と比べて優位に増加したという報告がありました。

そのうち、入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒の有症状率はそれぞれ28.2%・27.9%・27.9%で、日本での各症状の有症状率は15.4%・23.2%・12.9%でヨーロッパや北南米など多くの国と比較して低かったようです。

この論文では日本では死者数やCOVID-19の被害が他国より少なかった為と考えられると記載されており、なるほどぉなどと読んでいたのですが。

これまた違った角度から睡眠について書かれている報告を読んでみたところ、興味深いものがあったんですね。

海外と日本の違い

違った角度からの報告というのは、ボディタッチについて書かれたものだったんです。

これはアメリカで行われたものなのですが、コロナになってハグなどのボディタッチが減ったことにより睡眠障害を訴える人が増えた、というものでした。

一般の方100人中、

人との触れ合いが非常に不足していると感じる→26%

人との触れ合いがやや不足していると感じる→16%

との回答で、

何かしらの睡眠の問題を抱えている→97%

ほーぅ…97%ね……ん!?…えぇ!? 97%っっっ!?

はい。

これを読んでですね、ボディタッチと睡眠についても考えてしまいましたよね。

海外の方が睡眠障害の有症状率が高い理由はそういった事も関係しているんじゃないかなぁ〜とか。

日本は海外に比べるともともとボディタッチが少ない。その分コミュニケーションとして言葉が発達した、という資料も読みこれまた興味深かったのですが、これについては別のコラムにしようと思います!

ボディタッチについてはもう少しちゃんと書きたい事があるので次のテーマにしますね。今決めました。次のテーマにします、ボディタッチ。是非読んで下さい。

ここで少し書かせてもらうと、ゆっくり優しく触れた時にだけ反応する神経があるんです。これがリラックス効果に繋がるんですね。

リラックスすると眠くなりますね。

心地よいと眠くなりますね。

(YI’N YANGの鍼灸は心地よいですよ〜。安らぎますよ〜。お待ちしてますよ〜。)

元い、コロナはもちろんですが、今増えているアデノウイルスやインフルエンザウイルスへの感染予防としても睡眠はとっても大事です。

まずはかからないように自身の免疫力を高めておくことが重要だなと思います。

朝晩は首をすくめる事が増えてきました。

首元や足首は冷やさないようにするなど、寒さ対策もしっかりしていきましょうね!

著者:中村

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